1954-04-30 第19回国会 参議院 法務委員会 第27号
そうして日本からいろいろな武器援助を受けて満洲国軍隊というものが成り立つておつた。そういう国でも全文二十カ条の軍機保護法というものを持つていた。その際に日本のことなんかそんなものを一つも書いておりませんよ。ただ最後の第二十条に、本法の罪については攻守同盟国の軍事上の秘密はこれを帝国のものと見なし、攻守同盟国以外の外国人の団体はこれを外国と見なす。
そうして日本からいろいろな武器援助を受けて満洲国軍隊というものが成り立つておつた。そういう国でも全文二十カ条の軍機保護法というものを持つていた。その際に日本のことなんかそんなものを一つも書いておりませんよ。ただ最後の第二十条に、本法の罪については攻守同盟国の軍事上の秘密はこれを帝国のものと見なし、攻守同盟国以外の外国人の団体はこれを外国と見なす。
又曾つて日本が満洲国軍隊を率いて、中国、ソヴイエト、外蒙古等に進撃したのは、日満議定書にあつた通り、東洋の平和を確保するために、相互の安寧と存在に対する脅威から相互を防衛せんがためであつたことを思い起すべきである。